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リベルタス学術叢書 第11巻

人間の人格性と社会的コミットメント


人間の人格性と社会的コミットメント
著者:ミヒャエル・クヴァンテ(Michael Quante)
編者:後藤弘志2021年10月刊行
2023年01月刊行
定価:本体5,000円+税
ISBN:978-4-905208-12-9
出版社:リベルタス出版

重層的人格概念を核として〈プラグマティスティック人間学〉を提唱し、哲学・生命医療倫理学の学際的・異分野横断的な社会貢献を切り開くクヴァンテの自選論文集

本書は、自然と精神/文化、個人と社会とを媒介関係において捉えるヘーゲル流の重層的な人格概念に依拠して、ドイツの伝統的哲学と英米の分析哲学(なかでも生命医療倫理学)の架橋を試みるミヒャエル・クヴァンテの自選論文集である。〈世界の内なる人間のあり方:プラグマティスティックな観点から〉、〈人格の生の諸次元〉、〈学際的および異分野横断的コミットメントとしての哲学〉を主要テーマとし、近年クヴァンテが提唱する「プラグマティスティックな人間学」、人格の同一性および自律問題、医療倫理学的領域における他の学問分野との学際的・異分野横断的協働性、学問の枠を越えた社会の他の領域との協働性について有機的に論究する。日本においても喫緊の課題である大学の社会貢献についての格好の参考書にもなっている。

【著者略歴】
Michael Quante(ミヒャエル・クヴァンテ)
1962年生まれ。ベルリン自由大学、ミュンスター大学で哲学を専攻。1992年にミュンスター大学で博士号取得、2001年に教授資格を取得。 デュイスブルク=エッセン大学教授、ケルン大学教授を経て、2009年からミュンスター大学教授。
ヘーゲルを中心としたドイツ観念論の研究のほか、生命医療倫理学の面でもドイツの研究をリードしている。


編者略歴】
後藤弘志(ごとう ひろし)
1961年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。トリア大学(ドイツ)哲学博士。広島大学大学院人間社会科学研究科教授。
〈主要業績〉
『フッサール現象学の倫理学的解釈:習性概念を中心に』〔単著〕(ナカニシヤ出版、2011年)
Quante, Michael/Goto, Hiroshi/Rojek, Tim/Segawa, Shingo (Hrsg.)(2020): Der Begriff der Person in systematischer wie historischer Perspektive : Ein deutsch-japanischer Dialog. Paderborn: Mentis、ミヒャエル・クヴァンテ著『ヘーゲルの行為概念』〔共訳〕(リベルタス出版、2011年)
ミヒャエル・クヴァンテ著『人格 応用倫理学の基礎概念』〔単訳〕(知泉書館、2013年)
ミヒャエル・クヴァンテ著『ドイツ医療倫理学の最前線:人格の生と人間の死』〔共訳〕(リベルタス出版、2014年)他

訳者略歴】
池辺 寧(いけべ やすし)[奈良県立医科大学医学部准教授]
岡本慎平(おかもと しんぺい)[広島大学大学院人間社会科学研究科助教]
桐原隆弘(きりはら たかひろ)[下関市立大学経済学部教授]
中西捷渡(なかにし かつと)[広島大学大学院人間社会科学研究科博士課程後期]
野村卓史(のむら たかし)[広島大学客員講師]
硲 智樹(はざま ともき)[広島大学大学院人間社会科学研究科(人文学プログラム)准教授]
濱井潤也(はまい じゅんや)[新居浜工業高等専門学校准教授]
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